7月号
2010年度イベント一覧、7月の説明会・相談会のご案内、交通至便なこうじまち、卒業生による進路ガイダンス、2010年度 四大進学フェアの告知、高2歌舞伎鑑賞教室、 体 育祭
2010年度麹町学園女子中学校高等学校イベント一覧

7月の説明会・相談会のご案内
第2回
● 7月9日(金)10:30~
麹町学園の説明会にいらっしゃいませんか?
本校では、7月9日(金)10時30分より、保護者対象の説明会を行います。
第2回目となる今回は、本校の「学園紹介」をいたします。他、個別相談も行います。「娘の中学入試は初めてで・・・」と不安に感じていらっしゃる保護者の皆さまもどうぞ足をお運びください。
昨年度、午前中の説明会には、年間を通じて多数の方がご参加くださり、ご好評をいただきました。本年度も、皆さまのご来校を心よりお待ち申し上げます。
なお、学校見学・個別相談は随時行っております。お問い合わせください。

卒業生による進路ガイダンス
今年度も高校生全学年を対象にした進路ガイダンスが、5月29日(土)の11時~14時、大築アリーナで開催されました。座談会(パネルディスカッション形式)で、司会の先生の進行に基づき、卒業生が次の点について在校生に向けて講演を行いました。
- 大学生活について
所属している大学・学部・学科・専攻・コースの紹介
大学での勉強と内容
2、受験勉強について
予備校・塾の利用、理系・文系のコース分けをいつ頃どのように始めたか。
受験勉強と授業の両立の仕方、勉強時間、受験情報をどのように得たか。
始業前、放課後の時間の有効利用。
- 後輩に伝えたいこと・是非後輩に勧めたい点
- 後悔・反省点
- 保護者とどのように話し合ったか
これは、進路指導部の企画で行われるもので、早い段階で「大学における学部・学科の内容、また卒業生たちが、本校在学中にどのように受験対策をしたか?」などを詳しく知り、生徒たちの受験に対する意識を高めたいという願いから、開設されたものです。今回、来校したのは平成22年卒の卒業生7名。参加してくれた卒業生たちは、実に興味深い話をしてくれました。不安を抱える後輩のために身近な存在としてアドバイスをし、在校生が自身のモチベーションアップにつなげて欲しいと、卒業生全員大変熱心に臨んでくれました。
在校生には、事前に「講演ワークシート」を配付し、「講演者に質問したいこと」を集め、パネラーの卒業生たちは、それをもとにディスカッションを繰り広げました。そのため、在校生が知りたい情報がダイレクトで伝わり、大変活気ある時間となりました。
卒業生たちが繰り返し在校生に語りかけてくれたことは、「授業が大切」ということでした。今やるべきことを重ねていくことの大切さを強く訴えてくれた先輩たちの言葉に、在校生も熱心に聞き入っていました。また、第一志望ではない大学に進学した卒業生は、今置かれた現状で何を身につけ勉強していくか、ということの大切さを語ってくれました。
講演終了後の卒業生と先生の反省会では、「部活との両立や授業に対する取り組み方など、在校生に対して語ってほしいことを語ってほしい言葉で伝えてくれた」「保護者と意見が分かれたとき、どう乗り越えていくか、など今後直面するであろう出来事に対しての心構えも伝えてくれてよかった」などの意見が出されました。参加した先生は卒業生の元担任の先生もいらっしゃり、数ヶ月の間に大きく成長した生徒たちを温かく誇らしく見守っておられました。
麹町学園は、このように卒業生が母校を大切にする気持ちが大変強い学校です。学校行事が行われるごとに訪れて、サポートをしてくれたり、大学の帰りに顔を見せに寄ってくれたり、と常に母校を身近に感じてくれています。それこそが麹町学園の宝です。
先輩と一緒に、未来に向けて一歩ずつ歩いていってほしい気持ちでいっぱいです。
2010年度 四大進学フェアの告知
今年度も昨年同様、3者面談の日に合わせ在校生対象の四年制大学進学フェアを開催します。7月21日(水)・22日 (木)の両日、午前10時から午後3時の時間帯で、約100校の大学が参加(資料のみの参加を含めると約114校)してくださいます。各大学からいらした方と直接話すことができる絶好の機会です。三者面談の日程と重ねてありますので、是非保護者の方、お嬢様とご一緒に回られてはいかがでしょうか。夏休み前に、親子で進路の話をするのも、大切なことですね。
高2歌舞伎鑑賞教室
6月8日(火)に歌舞伎鑑賞教室がありました。高校2年生は、学園から徒歩5分のところにある「国立劇場」まで出かけ、日本の伝統芸能に触れてきました。「国立劇場」は、我が国の伝統芸能の保存と普及、およびその振興と育成を図ることを主な目的として、昭和41年に設立され伝統芸能の公開をはじめ、伝統芸能伝承者の育成、調査研究などの事業を総合的に実施している機関です。こうしたすばらしい施設が徒歩で行ける範囲にある麹町学園では、毎年「国立劇場」の主催する「歌舞伎鑑賞教室」に参加しています。今回の演目は「華果西遊記」で、舞台装置の多彩さ、自在な演劇空間の創造など、目に訴える豊かな美の世界を堪能しました。
ここで、引率された担任の先生の感想を紹介いたします。
400年前に生まれた歌舞伎には、科学技術などが何もないにも関わらず、人々の豊かな知恵と限りない工夫とで、現代においても目を見張るような仕掛けを生み出してきました。今回も、舞台下手にしつらえてある御簾の内部で演奏される「黒御簾音楽(くろみすおんがく)」の一部を体験しました。太鼓や鼓の使い方で、雰囲気を表現する音楽としてのBGMだけでなく、「滝」や「雨」などの自然や自然現象さえも表現できることに驚きました。
歌舞伎の女性役の役者さんを「女形(おんながた)」と呼びますが、男性が考える「女らしさ」をそれはそれはきれいに表現します。舞台上にあがったお二人は、自分が女性だからこそその動きの表現に困ってしまったのではないでしょうか?ちなみに、「女形」を「おやま」と呼ぶのは間違いです。「立女形(たておやま)」「若女形(わかおやま)」というときだけに使うことばです。
「見得」は、重要な場面をクローズアップさせる方法です。右手を伸ばして左を曲げ、首を「の」の字に回して「ニラミ」を作る(「ニラミ」の作り方は桜組文系の子たちがよく知っていますので、知りたい人は聞いてください)。「元禄見得」とか「柱巻の見得」とかいろいろな種類があります。この見得が決まった時には、大向う(おおむこう)さんが「成田屋!」とか「音羽屋!」とか声を掛けるんですね。
以上の体験をさせてもらった二人は、あまり緊張したようすでもなく(本人たちは緊張したといっていましたが)、客席から笑いを取るようなこともしながら、楽しいひとときを過ごすことができたようです。
本編の「歌舞伎十八番の内 鳴神」では、片岡愛之助さんと片岡孝太郎さんとが主役でした。「歌舞伎鑑賞教室」とはいえ、豪華なキャストでのお芝居に、皆さんも楽しんでくれた人が多かったようです。
でも、やはり「歌舞伎鑑賞教室」となると「自分から見る」というよりは「先生たちに見させられている」という意識を持ってしまって、あまり面白くなかったという人もいたかもしれません。そういう人の中でも、大人になってから興味がわいた時に、自分のお金で見に行ったおかげで歌舞伎にハマる人もでてくるかもしれません。「高2の時に河越が一人で熱くなって騒いでたカブキがあったなぁ」と思っておいてくれたらそれでいいと思います。
今回興味を持ってくれた人がいたとしたら、せっかく近場に国立劇場があるので、毎回公演している「歌舞伎鑑賞教室」を自分のおこづかいで見に行ってみるのはいかがですか。学生の皆さんは1階席であっても1300円で見られます。こんないい立地にある学校に通っているのですから、是非一度各自で歌舞伎を見に行ってみることをオススメします。
今回は、昨年度の「文楽」に引きつづき、日本文化に触れるいい機会でしたね。
体育祭

①今年の旗は各クラス名(菊組・竹組・萩組・蘭組・葵組・菫組・松組・楓組・桐組・藤組・柏組・桜組)の植物を着物にあしらった華麗で壮大な装飾です。係の生徒が何日もかけて準備をして、今日の体育祭を迎えました。今日一日、この旗が競技を見守ります。

②入場行進です。紅白に分かれた各クラスが入場します。アナウンスでクラスの名前が呼び上げられる度に、客席にいらっしゃる保護者の方々の大きな拍手が鳴り響きました。

③ダンス部による華麗な演技です。午前の競技も一段落、ほっと一息の昼休み。生徒と客席からは素晴らしい演技に大きな拍手が贈られました。

④新体操部の演技は、毎年この大きなバルーンで締めくくられます。日頃から鍛錬に鍛錬を重ねた演技に、会場は華やかな空気に包まれました。

⑤学年の生徒たちによる演技は、息のあった素晴らしいものでした。かつてこのダンスを踊った先輩からは、応援のかけ声がかかります。会場一体となったひとときでした。

⑥紅白の応援合戦です。それぞれおそろいの衣装に身を包んだ応援団が、力一杯演技を披露します。
応援団は早朝から放課後、休みの日も練習に励んできました。紅白応援団が相手チームにエールを贈りながら華麗な演技を披露しました。

⑦紅白対抗リレーでの生徒の全力疾走です。クラス代表の友だちに、部活の先輩に、と大きな声援が贈られました。

⑧高校3年生による「こきりこ」の演技です。これは麹町学園伝統の舞で、毎年最高学年の生徒が踊りを披露します。その姿を目に焼き付sけて、後輩が後に続くのです。
今年度の体育祭は、105周年記念体育祭です。『瞬美』をテーマに6月22 日(火)、東京体育館にて実施しました。
全校生徒1000名近くが紅組と白組に分かれ、各競技を行いました。さらに保護者・ご来賓の方々も多数の参観となり、大盛会でした。
開会式では、上野校長が「『瞬美』のテーマにふさわしく一瞬一瞬の美を輝かせましょう。」と呼びかけました。紅白の応援団長が前に出て宣誓し、体育祭の幕が開きました。
午前の部では、団体・個人各種競技が行われ、会場を大いに沸かせました。準備体操の後は、紅白の「綱引き」です。力一杯綱を引き合う様子に、会場も大いに沸き、体育祭の雰囲気を盛り上げます。また中学生全員参加の「大ムカデ」競争は、チームの足並み揃えての競争で、ゴールを急ぐあまり、途中で転んでしまうチームも続出。ハプニングが続く中、チームの気持ちを一つにしてがんばりました。つづいてクラブ対抗リレーでは、健脚自慢の体育会系部がそれぞれのプライドを賭けた気迫の全力疾走で、デッドヒートを繰り広げ、場内は熱気に包まれました。また、パフォーマンス部門では、剣道部・新体操部、文化系のクラブでは化学同好会、漫画研究同好会、写真部などが日頃の活動コスチュームで現れ、ユーモラスな味付けを織り交ぜた走りで、会場の笑いを誘いました。
また、高1学年によるダンス『風を切って』では、カラフルな旗を振っての華麗な舞を披露しました。また、高3学年のダンス『蝶』では、艶やかな衣装を身に纏い、蝶のようにしなやかに、そして優麗に羽ばたきたいというメッセージを込め、授業や放課後に練習した成果を発表しました。
そして昼には、ダンス部と新体操部のエキシビションが行われ、しなやかな演技をし、観る者をひととき心休まる時間に浸らせてくれました。ダンス部、新体操部による華麗な演技の余韻に浸っていると、突然「世界的大スターの登場です!」のアナウンスに、会場はざわついた雰囲気になります。そこで登場したのは、なんと世界で一番有名なビーグル犬、スヌーピーです!ガイドのお姉さんの元気な声と明るい音楽に促されて、みんなでリズムを取ったり体を動かしたり、全員でウェーブを作ったり、と本当に楽しい時間でした。どうやら、105周年の記念体育祭と聞いて、スヌーピーが応援にかけつけてくれたようです。ありがとう!スヌーピー!
午後の部では、まず体育祭に彩りを添える「応援合戦」が、紅白ともに趣向を凝らした衣装や振り付けで展開され、互いにその勇姿を称えて会場全体が割れんばかりの歓声に包まれました。
その後、父母・同窓会・後援会・教職員による大玉運び行われ、楽しみながら親睦を深めました。にこやかな笑顔の中にも、勝負にかける情熱がちらりと見える、なかなかの対戦でした。
中学1・2・3年生によるダンスの共演『cheer up! ~元気いっぱいガンバレ~』『太陽』は、ホールいっぱいに中学生の元気なダンスが広がりました。女の子らしい華麗な舞です。その直後の「棒引き」では高校一年生が中央に置かれた棒めがけて猛突進。今度は女の意地をかけた情熱の戦いとなりました。
毎年恒例の教職員リレーは、いつもは冷静な先生たちの熱い戦いが繰り広げられる場面です。担任の先生、学年の先生、部活動の先生に大きな声援が贈られました。
その後、いよいよ真打の登場。体育祭の華、高校3年生による『こきりこ』の舞となりました。これは昭和30年代から本校に脈脈と続くもので、いわばこれまでの学園生活の集大成(麹町学園スピリットの継承の証)のひとつに位置づけられるものです。指先まで神経を集中させ、洗練されたその美しい舞は、さすがは最高学年の発表。後輩たちはその後ろ姿を見て、未来の自分に思いを馳せたことと思います。つづいて、体育祭でもっとも盛り上がりをみせる紅白対抗リレーとなり、さすがは予選を勝ち抜いた精鋭たちです。走者はみな気迫をむきだしにした走りで、アンカーが最終コーナーを回ると応援席はスタンディングオベーションとなり、走者もそれに応えて渾身の力をふりしぼって駆け抜けました。
最終競技となる大玉おくりでも、紅白ともに素晴らしい連携をみせ、中一から高三まで全員が一丸となって頭上の玉を進め、各応援団がその脇でチームにエールを送りました。
閉会式では、紅白の別なく互いの健闘を称え、抱擁を交わす場面もあり、真剣勝負をした緊張感の果てにある真の感動を、みなで分かち合いました。
今回の体育祭をつくりあげる過程では、各競技の参加者はもとより運営にあたる委員会や係など、それぞれ懸命に動く生徒の姿は、とても頼もしいものでした。一瞬一瞬に、きらりとした輝きを放った、素晴らしい体育祭でした。











